「当たり前」ができないことに耐えられない私たち
こんにちは。オリエンタルムーンです。
最近、身体の調子、心の調子はいかがですか？
Stay home、ステイホーム、Stay Home…!!!
今までのように気軽に家族や友達に会ったり
買い物や外食、旅行を楽しむことができない・・・
「常識が違う（変わった）」
「思いが伝わらない」
「思うように物事がすすまない」
当たり前であったことがないというのは
誰にとっても、心身にストレスがかかってしまいますね。
でも、ストレスとは自分の中の認識であり偏見。
見方や立ち位置を変えれば、ストレスはストレスではなくなるのでは？
と考えさせられた本があります。
ヨガスートラ とは
ヨガスートラとは、パタンジャリによって書かれた現代ヨガの教典です。
心のコントロール方法も書いてあるセルフマネジメント書であり
瞑想の教科書でもあるこの書には、
幸せに気づかせてくれるたくさんのことが書いてあります。
その中にはヨガの八支則という８つのルールをはじめ、
たくさんの幸せに気づくエッセンスが詰まっています。
とても偉大な書です。
今回は、２番目二ヤマの２つ目は「サントーシャ」を解説します。
二ヤマとは
全ては自分次第
二ヤマとはヨガスートラ に書かれている
日常生活の中で、自分に対して守るべき5つの心得です。
ヨガの実践をさらに引き立てるための大切な心得で
積極的に行うことで、自分自身と良い関係を作ることができます。
＝ストレスに対する見方も変えることができます。
足るを知る「サントーシャ」
サントーシャとは二ヤマにある５つのルールのひとつ。
「知足」＝サンスクリット語でサントーシャと言います。
足ることを知る という意味です。
今の自分を、毎日の生活を考えてみて
あなたは幸せですか？
もしそうでなければ、
求めすぎていることはないでしょうか。
求めすぎは、自分を苦しめてしまいます。
周りと比べて、ないものねだりになっていたり。
「今」を見て、感じてください。
あなたの「今」は当たり前では、ないのです。
「今」を生きる
今を生きると
幸福を求めて外へ外へと向かうのではなく
今あるもの、持っているもの、いる場所が
ありがたいこと、満足だと気づきます。
現状が既に満たされているということを再確認しましょう。
そして、感謝をしましょう。
いいことなんて、何もない？
自分は不幸せで、不満ばかり。。。と感じる人は
普段の生活が繰り返されていること
健康な体があること
太陽や自然の恵みをうけていることを
もう一度、考えてみてください。
感謝を探してみる
立ち位置は同じでも
意識を感謝に向けたら
こんなことが見えてきました。
・いつもいてくれる、家族
・雨風をしのげる、家がある
・ご飯が食べられる
・外を歩ける
・買い物をするお金がある
・あたたかいお布団で寝られる
・あたたかいお風呂に入ることができる
・清潔な水を飲むことができる
・身体が思い通りに動く
あなたが「今あるもの」は、何でしょう？
少し、考えてみてください。
あるものに、気づく
あるものに、気付きましたね。
不安な要素を見ればきりがない。
でも幸せな要素も実はたくさん転がっているのです。
全ては、奇跡です。
“There are only two ways to live your life.One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is a miracle.”
― Albert Einstein
私たちの生き方には二通りしかない。奇跡など全く起こらないかのように生きるか、すべてが奇跡であるかのように生きるかである。
ーアルバート・アインシュタイン
失って初めてありがたみがわかるということは珍しくないでしょう。
今あるもの。
それは、当たり前に感じることかもしれないけど
当たり前では、ありません。
毎日を大切に、生きていきたいものですね。
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