Yoga & Ayurveda

【クーラー病はヴァータの乱れ】 アーユルヴェーダ的 夏を快適に過ごす食事、服装、ライフスタイル

ヴァータ・夏を快適に過ごす食事、服装、ライフスタイル

こんにちは。ヨガ歴15年のインストラクターオリエンタルムーンです。

毎日暑いですね!

クーラーの効いた部屋でアイスクリームやスイカはおいしいですが、身体を冷やしすぎると顔がむくんだり、だるさを感じたりすることはありませんか?

それは、アーユルヴェーダでいうヴァータが乱れている状態です。ヴァータは「風」のエネルギーで、軽く冷たい性質を持っているので、それがそれが高まりすぎてしまうと不安定になってしまいます。

今回はヴァータさんが、夏を快適に過ごすために必要な食事、服装、ライフスタイルに分けて3つをお伝えします。

ヴァータって何?と言う方は、基本的な「ヴァータ」のパターン、特徴や、トリセツをまずお読みください。

 

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ヴァータ 夏の食事

アグニ(消化力)を整える

アーユルヴェーダではアグニ(消化力)がとても重要視されていますが、季節によって消化力と必要なエネルギーは変化します。

もっとも気温が上がる夏のエネルギーは「火」です。

体力が落ち、消化力も弱くなります。

暑いので冷たいものや、身体を冷やすものを食べたくなりますが「冷え」を持つヴァータは冷たいものの取りすぎで更に消化力の低下や食欲減退につながります。注意しましょう。

ヴァータ属性のエネルギー「乾」「冷」を摂リすぎない

もともとヴァータは、冷たくて動のエネルギーを持っているので、それらを取りすぎないことでバランスを取ることができます。

アイスクリームや、氷入りの飲み物など、キンキンに冷えたものは避けた方が良いのはもちろんですが、夏の果物や野菜も野菜は身体を冷やすのでほどほどにしておきましょう。

どうしても食べたいときには、野菜はスープやグリル、炒める、蒸すなどにしていちど火を通します。果物は冷蔵庫に入れないで保管し常温、完熟のものを。冷たいものを食べた後には白湯を飲み、胃の温度を下げないようにします。食事のときは白湯も一緒に飲む習慣をつけるといいですね。

もともと胃腸が弱く、消化力が低いヴァータさんは、胃を温めて、消化力を上げる事が大切です。消化に時間のかかる揚げ物や油っぽい物は控えめにします。

外食時も、できるだけ温かい飲みもの、食べものを摂リ、冷たいドリンクをオーダーする際には「氷なし」を頼みましょう。

積極的に取りたいもの

スープ、カレー、肉、ナッツ、ごま、人参、生姜、ニンニク、スパイス、良質な油、完熟フルーツ、野菜炒め、蒸し野菜、豆腐、紅茶、蜂蜜、メープルシロップ、甘酒など

控えた方が良いもの

冷えた生野菜、果物(スイカ、メロン、きゅうり、なすなどの夏野菜)、氷が入った冷たい飲み物 冷凍食品、刺身、生卵、漬物、アイスクリーム、アイスコーヒー、じゃがいも、ドライフルーツ、シリアル、白砂糖など

タンパク質を摂って、筋力をつけることも大切!

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 クーラー病の治し方

冷えに気をつけて

夏になると、電車、レストラン、お店などほとんどの場所ではクーラーが効いているので暑いのに冷えるという人も多いのでは?

クーラーは乾燥させ、冷やすことを目的にしているので、ピッタには悪くないのですが、同じエネルギーを持ったヴァータにとって、バランスを崩す要因になってしまいます。

このようなサインはヴァータの乱れ。注意が必要です。

寒気がする

鼻水まで寒気がする

鼻水が出る

鼻の粘膜がかわ乾く

目がむくむ

手足が冷える

寝る時はクーラーは切るなど自宅ではなるべく冷房に頼らない生活をしましょう。また、夜はシャワーだけで済ませず、ぬる目のお風呂に入って、身体を温めましょう。

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夏は、

冷房の風がかれいそ直接当たる席を避ける

電車は、弱冷房車に乗る

露出の高い服装は避ける

クーラーが効いている場所ではカーディガンなどを1枚羽織る

マスクをし、鼻の粘膜を保湿する

湯船に浸かり、身体を温める

ストレスを溜めない

ヴァータの特徴は「風」と言うことから常に動きがあり、心の揺れ動きー不安を感じやすい傾向があります。

こころと身体は繋がっているので、上記でお話しした食べ物や、ライフスタイルで体を冷やさないことで、外部からケアをすることも大切ですが、内側から安定させることも大切です。

特にストレスはメンタル、フィジカルともに影響するので、自律神経を整えるためにストレスをためないようにしていきましょう。

具体的には、規則的で安定的な生活をし、ゆっくりとした時間を持ちます。

夏は、

規則的な生活をする

睡眠を7時間以上取る

軽めの運動(ヨガ、ストレッチ、ウォーキングなど)をする

疲れたら休む

自然の中に身を置く

静かで、1人になる時間を持つ

手軽にできるグリーンウォーキングがおススメです。公園や、山など自然生の中を20分以上歩くだけで、ストレスが軽減されます。公園や自然の中でなくても朝15~30分の散歩は幸福ホルモンのセロトニンを分泌させ、自律神経も整えることができます。

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まとめ「温+安定」

いかがでしたか?

夏はいかにヴァータと反対の特性を取るかがポイントになります!

ちょっと不調だな、と言うとき、これらのことを見直して、快適な夏をお過ごしくださいね。

・温かい食べ物、飲み物を摂る

・冷たいものの後には白湯を飲んで胃を温める

・涼しすぎない服装をする

・クーラー、風を避ける

・規則正しい生活をする

・ゆったりとした時間をとる

・適度な運動をする

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ABOUT ME
Oriental Moon
ヨガインストラクター→小学校英語の先生をしています。 「ナチュラルにゆる〜く続けてhappyに」ヨガ、アーユルヴェーダ、漢方などを通して薬に頼らずこころも身体もラクに、ナチュラルに健康を保つ方法を書いています。小学校英語や旅についても経験やtipsをシェア。 全米ヨガアライアンスRYT200ヨガインストラクター 元外資系CA TOEIC875 J-shine(小学校英語指導者資格)