こんにちは。ヨガインストラクターのオリエンタルムーンです。
若かった頃は健康で身体のことなんて気にしなくても良かったけど、私たちは誰でも年をとっていきますよね。車でも何十年も乗れば必ずガタがきますし、当たり前といえば当たり前ですがメンテナンス=身体のケアはとても大切。
ケアをしているとしていないとでは少しずつ、差は開いていきます。
老化は止められないけど、ゆっくりにすることはできる。
ではどんなケアをすればいいの?
朝にルーティン化してできるケアをまとめました。
更年期の女性は一番ウツになりやすい?!
ここで衝撃の事実ー更年期の女性は一番ウツになりやすいのです。(そして更年期とウツの見分けが難しい)特に2つのことを意識して朝を過ごしています。
1つめはデトックス。2つ目はウツ予防に良いと言われている幸せホルモン・セロトニンを出すことです。
①アーユルヴェーダでは午前中はデトックスの時間なのでアーユルヴェーダ式デトックス法を。
②セロトニンを出す方法は、この3つです。
1 太陽の光を浴びること
2 咀嚼すること
3 リズム運動する
朝に効果的なセロトニンを出すこれらを、朝食前、朝食、朝食後に取り入れる方法を紹介します。
不純物を出してしていくことで、血行や循環が良くなり、便秘知らずで思考も前向きに。ウツの予防にもなります。
また、これらをルーティン化することで、自分の調子がわかるので無理をすることが減り、疲れやすさや頭痛などの軽減の効果も感じています。
朝食前のデトックス
舌磨き、漢方、ラジオ体操
朝起きると、歯ぎしり防止のマウスピースを口から外し専用の洗浄器で洗います。
特に歯ぎしりがなくても、寝ている間に無意識に寒く身体が縮こまってしまったり食いしばったりすることがあるので、歯医者さんで作ってもらったものを使っています。
普段、奥歯はどのような状態ですか?奥歯を合わせていませんか?
奥歯を合わせるだけで、圧がかかり、知らず知らずのうちに歯を噛み締めてしまうと歯医者さんが言っていました。咀嚼するとさらに、自分の体重くらいの圧が歯にかかるそうです。
ホリエモンさんもこの動画で、歯周病の恐さやマウスピースの重要性を説明されています。とてもわかりやすいですし、日本では歯があまり重要視されていないというか、口腔ケアが遅れているので、このような考え方が日本にも広まるといいです。
うがいをして口の中をきれいにした後は舌を磨きます。
アーユルヴェーダでは朝、舌についているこけ(舌苔ぜったい)を取ることで老廃物を除去し、アーマとよばれる未処理物(毒素)を取り除くことで健康を保てると言われています。舌の掃除をすることで、味覚もクリアになり、食欲を正常に保つことができます。(ちなみに、歯ブラシして下を擦ると下を傷つけてしまうのでNG。私は専用のクリーニングジェルとブラシを使っていますがこれは強い味もなく使いやすいです。
その後、漢方薬を飲みます。
2種類の漢方薬を入れたカップに沸かしたお湯を注ぎます。それを少しずつ飲んで、まだ何も入っていない胃に浸透させていきます。
漢方飲んでから30分は食事を取らない方が良いので、その間にラジオ体操。
習慣化するため、自動でテレビがつくようにセットして、6時25分から毎日NHKで放送されている番組を見ながら動いています。たったの10分ですが、終わる頃には身体がポカポカ。
朝食
朝食で幸せホルモン・セロトニンを出す
朝食はセロトニンを出す絶好のチャンスです。
セロトニンが多く含まれる食品ー鮭、卵、納豆、ヨーグルトや、咀嚼する回数が多い玄米、胃を温めるお味噌汁などを食べるようにしています。
朝は、セロトニンが出やすい時間帯です。幸せホルモンと言われている体内で合成される物質で、セロトニンを出すことで、体が活性化し、安眠を促すメラトニンが生成されるので、結果、夜の寝付きも良くすることができます。また、セロトニンはストレスを緩和し、気持ちを安定させる働きがあります。
【セロトニンの効果】
脳を活性化
安眠効果
ストレス緩和&気持ちの安定
セロトニンは、必須アミノ酸のトリプトファンというセロトニンの原料含む食物を取ることで、食事から摂ることができます。多く含まれる食べ物は、豆類、バナナ、卵、乳製品、肉などです。
【セロトニンを含む食べ物】
大豆製品(納豆、味噌、豆腐、醤油)
乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)
肉・魚類(鶏むね肉、豚ロース、鮭、カツオ)
バナナ
朝食後 軽い運動
朝散歩、鼻うがい
子供を送り出し、掃除や洗濯などを一通りした後は、散歩にいきます。散歩と言っても15分〜30分ほどですが、セロトニンは、曇りの日でも15分以上太陽の光を浴びることでも作られるし、光を浴びることで身体がリセットされるので一石二鳥なのです。
なんとなく気分が乗らない日でも少しだけでも外に出ることで驚くほど気分が良くなるので不思議です。
森の中でなくても公園や、緑の多いところを歩くことで、グリーンセラピーの効果も得られます。
「グリーンセラピー」とは、植物の「緑」によって心身を癒す方法のことで、植物の緑からリラックス効果や心を落ち着ける効果があります。視覚を通して緑を吸収するだけでなく、例えば森林、特に針葉樹から放出される「フィトンチッド」という香りの元には、イライラを落ちつけたり、α波を出すなどさまざまな効果があります。
散歩から戻ると、鼻クリーンを使って鼻うがいをします。
少し前にNHKの東洋医学の番組で見たのですが、鼻うがいはアレルギーや花粉症、風邪対策にも有効で続けて試した人のほとんどが、鼻が通るようになった、風邪をひきにくくなった、鼻水が減ったなどの効果を感じていていました。
アーユルヴェーダ式の鼻洗浄よりも、この鼻クリーンは手動ですが水が噴射するので使いやすいです。
ヨガ
最近は、このヨガを朝の習慣にしています。
朝起きて、ベッドの上ですぐにできるというもので、ゆるめのストレッチ系のヨガですが、寝ている間に凝り固まりやすい脇腹や背中を伸ばしてくれます。
下半身のストレッチ、腸を動かすにはこれ。
時間があったり、調子が良い日はエイドリアンのヨガも。フローがお気に入り。
朝にするといいことまとめ
朝はデトックス&セロトニンを出す
まとめると、私が朝しているルーティンはこんな感じになります。
起床 マウスピースを洗う、うがい&舌磨き、
漢方薬を飲む
ラジオ体操
朝食&自分に合ったお茶
掃除、洗濯など
散歩、鼻うがい
ヨガ
もっと早く起きたら、モーニングページを書くことも。
セロトニンを出す方法は、
1 太陽の光を浴びること
2 咀嚼すること
3 リズム運動する
なので、散歩で太陽の光を浴び、玄米で咀嚼を促し、ラジオ体操でリズム運動!
ルーティン化することで、自分の調子がわかるので、その日の体調に合わせてやることもフレキシブルに。その結果、疲れやすさや頭痛などの軽減の効果も感じています。
朝は、1日のスタートを決めるゴールデンタイム!
セロトニン、デトックスなど、自分にあったルーティンを作り、行ってみてくださいね。