こんにちは。ヨガインストラクターのオリエンタルムーンです。
前回は、周りにコンビニ、自販機さえないリトリート施設 養生園のお部屋やコンセプトなどを紹介しました。
今回は食事編です。
1日2回のヴィーガン食でした。
以前、「10日間、誰とも話さない、目も合わさない、文字を読まない、聞かない」というヴィパッサナー合宿に参加したことがあります。全世界で行われている瞑想の合宿です。
その時も、ベジタリアンの食事でしたが(乳製品はokなラクトベジだった気が)養生園の食事はそれに似ていました。香りや雰囲気もヴィパッサナーを思わせるものがありましたね。
さて、養生園での食事を見ていきましょう。
どんなところでどうやって食べるの?
養生園では、里の家のホールで1日2回、10時半と17時半、ヴィーガンの食事があります。
この受付の奥がホールです。
宿泊者は、決まった時間にホールに集まります。各テーブルについて待っていて、時間になると厨房からスタッフの人が出てきて、木をカンカンと鳴らし、食事の用意ができたことが知らされます。
配膳の際はカウンターに並んで一人ずつトレーにセットされた食事をもらいますが、その時にご飯の量をリクエストします。
もらった人から順に席に戻って食事を始め、配り終わった頃、今日の担当者が出てきて食事の説明をしてくれました。
毎回担当者は変わるようで、味の違いも感じられました。
夕食時にはデザートが食後に配られます。
食後は、カウンター近くの流しで各自食器を洗います。
養生園2泊3日のメニュー
さて、ここからは、実際にいただいた食事メニューと写真です。
全体的にボリュームがあり、ベジタリアンとは思えないほどバライティーにも富んでいて、見た目も鮮やか、盛り付けもきれい。
心を込めて作られているのが伝わる、満足度の高いお食事でした。
1日目の夕食
これは、1日目の夕食です。
・インド風カリフラワーの天ぷら
・根菜の素揚げ
・野菜スープターメリック風味
・人参のラベ
・養生園の畑で採れたサラダ
・ベジ茶碗蒸し?きのこのせ
この他にも玄米があったようですがこの日はいただきませんでした。
揚げ物もあり、量も多めでヴィーガンでも満足感のある食事でした。
個人的には茶碗蒸し?プリンのようなものの上にきのこのマリネがのっているのが珍しくて美味しかったです。
デザートは豆乳のチーズケーキとグラノラ、焼きりんごでした。
2日目のブランチ
2日目の朝はお腹が空くかなあ・・と思っていたけどそこまでは空きませんでした。
いつも、当たり前に食べている朝食ですが、1食でも抜いてファスティングすると、身体もリセットされてスッキリする感じが好きです。
・きのこのお味噌汁
・玄米
・揚げ出し豆腐
・玄米ビーフンのサラダ
・和え物
・香の物
玄米ビーフンて初めて食べましたが、食感がコリコリしていて春雨より細くて歯ごたえがありました。
揚げ出し豆腐やお味噌汁は、植物性の出汁とは思えないほど濃厚!
昨晩とは違う人が担当しているようで、味付けの違いも気づきました。
ブランチは、デザートなしです。
2日目の夕食
・玄米
・きのこの豆乳ポタージュ
・ベジタリアンオムレツ
・養生園の畑で採れたサラダ
・粉ふきいもバター風味
粉ふきいもがバターの風味がすごくして、宿泊者の人から
「これ、バター使っていませんか?」
と質問があったほどです。
もちろん、動物性のものは使っていないのでバターではないのですが、オリーブオイルが風味を出していると説明されていました。
オムレツももちろん卵を使っていないけど、じゃかいもなのかな?
ターメリックで色付けをしてオムレツ感があり、面白かったです。
(紫の小鉢はなんだったか・・失念)
デザートは豆乳チョコプリン。杏子がいいアクセントに。
3日目のブランチ
最終日のブランチです。
・玄米の混ぜご飯
・きのことワカメのお味噌汁
・車麩の串カツ風
・白和え
・ナスの揚げ浸し
・香の物
玄米は、よく浸水して圧力鍋で炊いているそうです。
白和えに柿が入っていてびっくりしましたが、食べてみると美味。
季節の果物を白和えに入れると美味しいと調理担当の方が教えてくれました。
車麩も串カツ風で食べ応え○。
身体と心をきれいにする食事
養生園の食事は、一日二回です。
現代人は食べ過ぎているから
「ちゃんとお腹が空いてから」食べるという理由だそうです。
時間になったから、なんとなく食べていることってありませんか?
お腹が空いた時に
自分の身体が食べたいものを食べる。
私も、自分の習慣を見直すいい機会にもなりました。
今回でひとまず、養生園の滞在記は終わりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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