今回は、子連れでのタイの渡航歴10回以上、元外資系航空会社CAの私が、子供(年中)に通わせたバンコクの日本人幼稚園をレポートします。
「バンコクへの駐在が決まったけど、幼稚園どうしよう?」
「現地の下見も行きたいけど子供が小さいし、なんとか渡航前に情報を集めたい!」
私もそんなママのひとりでした。
でも生の情報って中々ないんですよね。
以前駐在していた友達にも聞きましたが有力な情報が少なく、実際には個人で5~6軒の幼稚園を廻りました。暑いし、夫は仕事なので5歳の子供をひとりで連れてのバンコク移動は思った以上にハード。
何年もいる家族も多い中、比較的短期の滞在だったのでビザの関係で嫌味を言われて門前払いされたところもあり泣きそうになりましたが、なんとかいい幼稚園に巡り会えましたのでご紹介します。
スクンビットsoi34の幼稚園
我が家が通ったのはKiddy幼稚園です。
タイ人オーナーですが先生は日本人。場所がちょっと奥まっていますが安全で開放的な園庭、遊具なども充実。
2018年の始めに新設された園舎もキレイ!
他の幼稚園も見ましたが、掃除も行き届き、整頓されていて清潔感がありよかったです。
園児の国籍は、ほとんど日本人でしたが、タイ人のハーフの子や、西洋の子もいました。日本語を話してくれるので安心でしたが、長くタイに住んでいる子はタイ語を話せる子も多かったようです。
バンコクの幼稚園ではどんなことをしているの?
一日のスケジュール
朝:みんなが集まるまで各自本を読む
集合後 : おやつ 朝からチョコチップクッキー、ビタミン剤が配られる。
午前中:英語、タイ語の練習、ピアニカ、そろばん、などのおけいこ。そのあと、園庭に出て遊ぶ 運動会の練習など
お昼:ランチ
午後:外で遊ぶ
帰宅前:おやつ 軽いスナックと牛乳など
エリアが限定されますが、園バスもあります。
日本にはないところは、朝からチョコチップクッキー、ビタミン剤でしょうか?!お昼は、園で作ったタイスタイルのランチ。お弁当も可。息子曰く、あまり野菜はないようでしたので栄養バランスはあんまりかも。
持ち物
☑️連絡袋 ☑️着替え ☑️お手ふきタオル
☑️上履き ☑️飲み物(みんなは水筒に麦茶など入れて持ってきていたようです)
☑️歯ブラシ☑️コップ☑️カトラリー
☑️色鉛筆☑️筆箱
英語と日本語で記名しました。
勉強
園では、いろいろなことを取り入れているようです。
☑️日本語 ☑️英語 ☑️タイ語
☑️ピアニカ ☑️そろばん☑️お絵かき
☑️プール など
帰宅後、ひらがなのプリントなどを見せてくれたことも。
(14:30に終了後の習い事も、サッカーや英会話、ダンス、タイ語、などなど充実していました)
みんなで日系スーパーに買い物に行き、カレーを作るというイベントなどもありました。年中でしたが包丁も使って、自由にやらせてみようという雰囲気。
でも手を切ってしまう子もいたとか、、
でも日本では中々できない体験で、本人は楽しかったようです。
メリット・デメリット
〜メリット〜
一番良かったのは、大らかで、明るい先生です。これが決め手かな。外遊び、運動会の練習などもしっかりしていました。日本からいきなり来ても馴染みやすいと思います。
- 1歳からの入園が可能
- バイリンガルor日本語かクラスを選択できる(年中~)
- 一応日系幼稚園(オーナーはタイ人)日本と同じ教育を受けられる
- 入園料が安い
- 新しいので設備が綺麗
- 一時預かりあり
〜デメリット〜
日本の生活に慣れている方は、海外の適当加減に戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れれば、それも良いところ!と思えることもあります。
- 園の場所が奥まったところにある
- アシスタントの先生はタイ人で日本語が分からない様子(基本的に担任の先生は日本人なので○ですが)
- 連絡など日本と比べるとちょっと適当
- 給食の野菜が少ない様子
- 1年以上の長期通園でないと親がお手伝いに参加させてもらえない
- お受験向きではない
通ってみての感想・まとめ
結論ーKiddy幼稚園はとても良かったです!
やっぱり最終的には、人。先生がいい。
困ったことに息子はあまり新しいところは好まないタイプで心配しましたが、先生も気さくで優しく、途中から入った彼が輪に入りやすいように気遣ってくださったので、いきなりの海外生活に子供が馴染めるか心配の方にも入りやすいと思います。
でも、バンコクにはインターナショナル幼稚園含めたくさんの選択権があり、ご主人の業種によってセレブ系のママさんが多い幼稚園もあるようです。人により、時期により、幼稚園も合う合わないがあるので実際に行ってみるのがオススメ。
時間にゆとりを持って見学に行き、お子さんに合うかどうか雰囲気や相性を感じてみてください。
以上、バンコクのKiddy幼稚園でした。
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