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【中学英語】R7年度から教科書が変わり難易度UP!小学校から準備を!

小6の皆さんはもうすぐ卒業し、今度は中学ですね。
中学校入学を控え、新しい生活に胸を躍らせていることでしょう。

しかし、同時に小学校とは異なる学習環境への不安もあるのではないでしょうか。
特に、英語の授業については、
「小学校とはレベルが違う」
という噂を耳にして、少し心配になっている方もいるかもしれません。

実際、中学校の英語教育は、小学校での英語必修化を受けて、大きく変化しています。特に今年度。
英語は、今小6の子が3年生の年に「小学校3年生から「外国語」として教科に入ったのでその影響もあるのでしょうか。

令和7年度から使用される教科書「NEW CROWN」も、その変化を反映したものとなっています。

現在の教科書

令和7年度からの教科書 ↓

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今回は、中学校英語の現実と、小学校段階での準備の重要性について、新たな視点から詳しくお伝えします。

1. 中学校英語のリアル:小学校の延長線上ではない

中学校の英語学習は、小学校での英語活動とは、まるで別物と言えるほど変化します。
2024年度から使用されている教科書を例に挙げると、中学1年生の「Lesson1」から、be動詞、一般動詞、時の副詞、熟語といった、まるで中2レベルのような内容が盛り込まれています。

これには、小学校で英語に触れてきたという前提があります。

しかし、実態として、小学校では読み書きはもちろん英語をちゃんと学習していません。

なぜなら、小学校では

「コミュニケーション」

としての英語を学ぶようになっているから。

X(旧twitter)では中学校の英語テストで4人に1人が30点以下という現状というツイートも見かけました。

小学校での英語が全く不足しているからです。
小学校の英語学習だけでは、中学校の授業にスムーズに入っていくことが難しい、これが現実です。

2. 小学校英語と中学校英語:知識の質と量の違い

小学校の英語は、主に「聞く」「話す」に重点を置き、英語に親しみを持つことを目指します。
しかし中学校では、これらの技能に加え、「読む」「書く」技能も同等に重要視され、より高度な知識と運用能力が求められます。

具体的に言えば、中学校では、

  • 文法という「ルール」を理解する: 単語を並べるだけでなく、文の構成や文法ルールを理解する必要があります。

  • 語彙という「武器」を蓄える: 日常会話だけでなく、様々なテーマについて表現できる語彙力を身につける必要があります。

  • 英文を「読み解く」: 長文を読んで、内容を把握し、筆者の意図を理解する必要があります。

  • 自分の考えを「表現する」: 英語を使って、自分の意見や感想を正確に表現する必要があります。

小学校でこれらの能力を十分に培っていないと、中学校の授業に戸惑いを感じるかもしれません。特に、「書く」と「暗記」に関しては、小学校ではあまり重視されてこなかったため、中学校で大きな壁となる可能性があります。

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3. 中学入学前の「準備運動」:差をつけるための秘訣

中学校の英語学習でスタートダッシュを決めるためには、小学校卒業までの準備が不可欠です。
マラソン前の準備運動のように、基礎力をしっかりと固めておきましょう!

具体的には、以下の項目を「最低限」クリアしておきましょう。

  • 文字の基本:アルファベットの完璧習得: 大文字、小文字を迷うことなく書けるように。

  • 数の基本:数字と序数の確実な暗記: 1から100までの数字、first, second…などの序数をスムーズに使えるように。

  • 時間の基本:曜日と月の名前をスラスラと: SundayからSaturdayまで、JanuaryからDecemberまで、英語で書けるように。

  • 学習の基本:教科名、季節名を把握: English, math… spring, summer… など、英語で書けるように。

  • 文の基本:be動詞と一般動詞を使った文の作成: I am ~, You like ~ など、基本的な文を作れるように。

これらの項目は、中学校の教科書では「既習」として扱われ、詳しい解説は省略されます。これらの基礎力が備わっているかどうかで、中学校の英語学習のスタート地点が大きく変わってきます。

4. 効果的な準備の仕方:今から始めることが重要

これらの準備は、中学校入学直前に慌ててやるのではなく、小学生の今から少しずつ始めることが大切です。

特に、単語の暗記は、コツコツと進めることで、効果を発揮します。小学校で習った単語はもちろん、中学校で出てくる単語にも少しずつ触れていくと、中学校の授業が非常にスムーズになります。

まるで筋トレのように、毎日少しずつ積み重ねていくことで、中学校の英語学習という長丁場を乗り切るための筋肉を養うことができます。

5. 親ができること:温かい応援と見守りを

中学校の英語学習は、お子様にとって大きな挑戦となります。

  • お子様の頑張りを認め、励ますこと: 小さな進歩も褒めてあげてください。

  • 英語学習の現状を理解し、サポートすること: 難易度が高まっていることを理解し、お子様に合ったサポートをしてください。

  • プレッシャーをかけすぎないこと: 焦らせたり、無理強いしたりせず、お子様のペースを尊重してください。

まとめ:今から準備を始めよう!英語の扉を開けるために
中学校の英語学習は、小学校とは全く異なる世界が広がっています。
でも、今からしっかりと準備をすることで、その扉を自信を持って開けることができます。
早めの準備が、未来の可能性を大きく広げる鍵です!

このブログが、新中学1年生と保護者の皆様が、中学校の英語学習を前向きに捉え、自信を持って中学校生活をスタートする一助となれば幸いです。応援しています!

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